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7月7日は冷やし中華の日!

中華料理店都道府県別登録件数ランキング


 7月7日は七夕で有名ですが、実は「冷やし中華の日」でもあります。


この日は二十四節気の小暑となることが多く、暑さが本格的になり、冷やし中華が美味しく食べられる季節になることから「冷やし中華の日」とされています。夏が近づいてくると、町の中華料理店で「冷やし中華はじめました」のフレーズを目にする機会もあるのではないでしょうか。

今回は、中華料理と中国料理の違いや冷やし中華の歴史を紐解きつつ、中華料理店が多い地域について、都道府県別に調査しました。



 

中華料理と中国料理は違うもの?

 

 

 一般的に、中華料理と中国料理は別物として区別されています。


中国料理店は中国の料理をありのまま、または少し手を加えた状態で提供しているお店。そして、中華料理店は中国の料理を日本人向けにアレンジしたり、発想をベースに創作した料理を提供したりするお店と言われています。


両者に厳密な区別があるわけではありませんが、中国料理店は大規模で、フカヒレ料理や北京ダックのような高価な単品料理を提供するお店が多い一方、中華料理店は比較的小規模で、餃子や炒飯のような庶民的な料理を提供していることが多いとされています。



 

中華料理店が最も多い都道府県は?

 

 

 ここでは2020年から2022年にかけての都道府県別中華料理店の登録件数と10万人あたりの件数の調査結果をご報告します。


出典:「タウンページデータベース」(NTT東日本・NTT西日本)NTTタウンページ株式会社調べ


 2022年における10万人あたりの中華料理店の登録件数の多い都道府県は、1位が長崎県、2位が東京都、3位が山梨県となりました。1位の長崎県と2位の東京都は2021年から2年連続、3位の山梨県は3年連続で順位をキープしています。

4位には和歌山県、5位には石川県、6位には静岡県がランクインしており、上位6都県は2年連続で順位を維持する結果となりました。

なお、7位の神奈川県と8位の鳥取県は、それぞれ2021年から順位を1つずつ上げています。


このように順位変動はあるものの、TOP10は3年連続で同じ顔ぶれとなりました。


【1位】長崎県

10万人あたりの中華料理店の登録件数12.41件で、長崎県が1位となりました。2020年に1位だった東京都を抜き、2021年、2022年と2年連続で全国1位を獲得しています。長崎名物として有名なちゃんぽんや皿うどんがよく中華料理店で提供されていることも理由の一つかもしれません。


【2位】東京都

東京都は長崎県に続き、2年連続で2位となりました。10万人あたりの登録件数では惜しくも1位に届きませんでしたが、登録件数だけで見れば1,701件と、文字通り桁違いの差をつけて1位に輝いています。


【3位】山梨県

山梨県は3位にランクインしました。「ほうとう」や「吉田のうどん」など和風なイメージのある料理で有名な県ですが、意外にも10万人あたりの中華料理店の登録件数は2020年から3年連続で3位を獲得しています。。


 

「冷やし中華」発祥の地は◯◯

 

 

 冷やし中華はその名前に「中華」と付くものの、中国ではなく日本発祥の料理とされています。実は発祥の地ははっきりしておらず、東京都神田と宮城県仙台市の2つの説が存在します。


東京都神田が発祥の地とされる理由は、神保町の「揚子江菜館」というお店にあります。明治39年(1906年)に創業した揚子江菜館は、神田に現存する最も古い中華料理店。蕎麦好きの2代目店主が「中華そばでざる蕎麦のような料理を」という発想で、昭和8年(1933年)に冷やし中華が考案されたそうです。その料理は現在も「五色涼拌麺」として提供されています。


もう一つは、宮城県仙台市であるという説。同市の青葉区にある「龍亭」、その創業者の資料に「昭和十二年(1937年)、全国の業界に先駆けて、涼拌麺を開発」という記録が残されていることが、同店が発祥のお店とされている理由です。当時の中華料理店には冷房がなく、料理も油っこく熱いイメージがあり、夏場の売上減が深刻だったことから、冷たい麺料理の開発に取り組んだようです。現在も「涼拌麺(元祖冷やし中華)」として提供されています。


 

まとめ

 

 

 冷やし中華発祥の地とされる東京都は、2022年における人口10万人あたりの中華料理店登録件数ランキングで2位となりました。なお、もう一つの発祥の地である宮城県は、TOP10にこそランクインしなかったものの、全国14位と上位に位置していることがわかりました。


タウンページデータベースではさまざまな業界の統計データを用意しています。宣伝企画や効果測定におけるデータ活用をご検討の際は、ぜひタウンページデータベースにご相談ください。


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2023年6月執筆


【調査概要】

都道府県別 人口約10万人に対する「中華料理」の登録件数分布及び年別の推移を掲載しています。
■対象期間と抽出方法:2020年・2021年・2022年の各4月時点で、タウンページデータベースの業種分類「中華料理」に登録されている件数を集計し算出。
※1人当たりの登録件数は、小数点以下数桁になるため10万人換算をしています。

 

タウンページデータベースに関する紹介資料もご用意しております。ぜひこちらも合わせてご覧ください。


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